今日も今日とて

妄想日記
思うように文が書けないとどうやら溜まるようです
昨日とはまた別な突発もの
　
昨日のはまぁ当然ながら特にご要望もなかったので
いくつか書き溜めた後にUPしたいなぁ、とか
早く何本か彩雲国を書いてサーチ登録すべきか・・・
GSだって別に反故にしてるわけじゃないです・・・

　ぼへっとしていると、突然頭を殴られる。
　
「って！」
　
「何が痛いだ、阿呆が」
　
　見上げる角度に見慣れた愛しい人。
　別に何度見たって見飽きることもないが。
　
「なぁに、絳ちゃん。
　また道案内？」
　
「んなわけあるかっ。
　貴様……よくも黙っていてくれたな」
　
「んー？
　なんのこと？」
　
　いっぱいありすぎて分かんないや。
　その筆頭たるものを見つけてきたのかね。
　だって、彼が一番怒りそうなことってそれしかないのだもの。
　
　本当は、俺って絳ちゃんが頭叩けるような人間じゃないってこと。
　ようやく分かっちゃったみたい。
　なのに、そうやって変わらずにいてくれるから。
　やっぱり愛おしいね。
　
「黙ってたんじゃないよ」
　
「は？」
　
「君が、どういう道筋で私にたどり着くか、見てみたかっただけ」
　
　そして、それが見られたからもうおしまい。
　これ以上は一緒にいられないね。
　
「さようなら、李 絳攸」
　
　これ以上深入りする前でよかったじゃないか。
　私に溺れる君は見たくないよ。
　私は他の誰にもなれないから。
　だからこの戯れも許して。
　
　
　
　
　
役所は決めてないけどお偉いさんなんじゃないかなぁと