忍者ブログ
日々気まぐれにつらつらと
[115] [114] [113] [112] [111] [110] [109] [108] [107] [106] [105]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

バイト辞めるっ
死んでも辞めるっ
意地でも辞めるっ
 
もうありえないよ~・゚・(ノД`;)・゚・
おじいちゃんといってもいいようなおじちゃんに口説かれた~(つд`゜)・゜*。+ 
バイト先の常連さんなんだも~
もう会いたくないよ~
酔っ払いなんて嫌いだ~!
 
どうせ生まれてこのかた彼氏できたこともないよ~(関係ない
始めて口説かれたのがおじいちゃんてどうよil||li _| ̄|○ il||li
人として終わってね!?
女子大生として終わってね!?
こんなことなら休んで花火大会付き合えばよかったよ~
どうせ今日は雨だったけどもね!(ぇ

「顎から耳のほうへ骨を辿っていくと、一際尖った所があるでしょう?
 そこから三指分下へ辿ると、一番ステキな動脈」
 
 少女は笑顔で指をなぞる。
 楽しそうというか、愉しそうに。
 
「手首の血管はね、骨の下にあるから。
 ここの血管のほうが簡単に死ねるよ」
 
 彼女がナイフの一振りでも持ってたのなら慌てるだろうが、
 別段何も構えてやしない。
 
「ドクドクドクドク。
 生きてる、ね」
 
 彼女に習って指を滑らせる。
 
 ドクドクドクドク
 
 確かに、
 
「生きてる、な」
 
 ドクドクドクドク
 
 少女は首の両側に指を滑らせる。
 
「両方とも、同じ鼓動。
 飛んだりもしない。
 跳ねたりもしない」
 
 正常な、証。
 
「なのにどうして私はこんなにも異質なのだろう」
 
 奇特な、特異な、異常な、情動。
 奇異な、異質な、生生。
 異界の、様相。
 
「普通は難しいね」
 
 俺には特異である事のほうが難しいのに
 少女は易々と臨界点を突破していった。
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
フリーエリア
育成ゲームならmeromeropark
カレンダー
08 2025/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
最新コメント
[08/07 ゆうち]
[03/06 ユウチ]
[03/04 オウ]
[03/04 ユウチ]
[11/25 南土]
プロフィール
HN:
謳界 桜
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析
Powered by 忍者ブログ * [PR]
* blogdesigned by Mei Fukui.